ものづくりに携わる技術者は、誰もが小さな頃、何気ない好奇心から、つくることに喜びを感じ、それらの喜びはいつしか
『良いものを作りたい』『新しいものを創りたい』『社会に役に立つものをつくりたい』『人の役に立ちたい』
そんな想い・願いに変わっていったのではないでしょうか?
ただ今の世の中、あらゆる製品が複雑化し、一人だけで作れるものはどんどん少なくなってきています。
さらに開発・製造工程は長く、顧客の顔が見えにくくなり
なぜこの仕事をしているのかわからず、いつしか最初の想い・願いをどこかにおき忘れてしまった
そんなことを感じたことはないでしょうか。
技術者は特に、プログラム開発や、研修や実験など、人とのカカワリが自然と少なく
また、仕事に対して真面目な方が多く、良い意味でつくることに集中することが得意なことが多い印象があります。
一方で、隣で働いている人が、どんな想い・願いで、どんな判断基準で仕事をしているのか
知っていることは本当に稀であり、コミュニケーションが苦手な人が多いのも事実だと思います。
ただ私は、誰もがその働く場所を選んだことの背景には理由があり
その背景を知るだけで、毎日の仕事がとても円滑に進むようになると考えています。
共に働く人たちへの印象や、これまで見てきた職場の景色がガラッと変わる瞬間が立ち現れるのです。
そのために大切なことは、
ものづくりの現場で働く一人ひとりが持つ小さな志に気づくこと
そして、その一つ一つの小さな志をお互いに知り、繋ぎ合わせること
それが、その組織の未来をつくることにつながり、
より良い商品を生み出す原動力になると考えています。
私は、どんな人も、熱い想い・願いがあると信じています。
その想い・願いをもつ人たちと共に、
ものづくりの現場を生き生きと元気にするお手伝いし
これからもより良い未来を作り続けてまいります。
TInyWill&Creation合同会社
代表 吉田 真